料金を見る

Column / Glossary

同期とイヤモニの
よく聞く言葉、用語集

リハや打ち合わせで飛び交う「ポン出し」「転がし」「中音」。同期とイヤモニのまわりでよく聞く言葉を、分野ごとに短く説明します。

このページの内容
  1. 同期まわりの言葉
  2. オケ(音源)の形
  3. 機材とソフト
  4. イヤモニ・返しまわりの言葉
  5. 会場とのやり取りで出てくる言葉

同期まわりの言葉

まずは、同期演奏(パソコンの音と生演奏を一緒に鳴らすやり方)の言葉です。全体の流れは同期ってなに?にまとめています。

ステージ = 中音(ステージで鳴っている音)イヤモニ(IEM)転がし(足元の返し)クリック・ガイドマニピ・同期PC回線(回線図・入出力表で伝える)客席 = 外音(客席に出る音)卓(PA)客席のスピーカー
この記事の言葉が、ライブハウスのどこで出てくるか

同期(どうき)

用意した音源を、生演奏と同じテンポで鳴らすことです。メンバーだけでは鳴らしきれないシンセやコーラスを足せます。

マニピ(マニピュレーター)

同期の音源を用意し、本番で再生を担当する人です。メンバーが兼ねる場合もあります。

ポン出し

ボタンを押して、用意した音を出し始めることです。転換中の効果音(SE)にも、曲の同期のスタートにも使います。

クリック

曲のテンポで「カチ・カチ」と鳴るメトロノームの音です。メンバーの耳にだけ流し、客席には出しません。

ガイド(キュー)

「サビ・2・3・4」のように、次の展開を声で教えてくれる音です。クリックはテンポを保つため、ガイドは曲の今の場所を見失わないためのものです。

カウント

曲の頭に入る「ワン・ツー・スリー・フォー」です。何拍入れるかは曲ごとに決めておきます。

オケ(音源)の形

同期で流す音源の、まとめ方の言葉です。呼び方は人によって少し違うので、迷ったら中身で確認します。

オケ

ライブで流す伴奏の音源です。カラオケのオケと同じで、生で演奏しないパートをまとめた音を指します。

2mix(ツーミックス)・ステム・パラ(パラデータ)

オケをどこまで分けて書き出すかの違いです。

言葉どんな音源か向いていること
2mixオケ全体を左右2本(ステレオ)にまとめたものいちばん手軽。ただし、シンセだけ下げる、のような調整はできない
ステムシンセ・コーラス・効果音など、まとまりごとに分けたものまとまりごとに音量を変えられる
パラトラックを1本ずつ書き出したものいちばん細かく調整できるが、ファイル数が増える

機材とソフト

同期を流すのに使う道具の名前です。

言葉どんなものか
DAW(ディーエーダブリュー)パソコンで音を録音・編集・再生するソフトの総称。Ableton Live や Logic Pro など。同期では、オケ・クリック・ガイドを並べて本番で再生する
AbleSet(エイブルセット)Ableton Live と一緒に使う、ライブ用の補助ソフト。曲順の表示や次の曲の呼び出しを、タブレットなどから操作しやすくする
オーディオインターフェースパソコンの音を、会場の卓やイヤモニへ送り出す機材。出口の数で、オケとクリックを別々に送れるかが決まる

イヤモニ・返しまわりの言葉

ステージの上で、メンバーが自分たちの音を聞くための言葉です。詳しくはイヤモニってなに?で説明しています。

返し(モニター)

演奏中にメンバーが聞くための音です。リハで「返しにボーカルをもう少し」のように頼みます。

転がし

足元に置く、返し用のスピーカーです。隣の音やドラムの生音も聞こえるので、ほしい音が埋もれることがあります。

イヤモニ(IEM・インイヤーモニター)

返しをイヤホンで聞く仕組みです。耳元に直接届くので、まわりの音に邪魔されにくくなります。

人数分の音を別々に送れる機材なら、メンバーごとに違うバランスで聞けます。

カナル型

耳の穴に差し込むタイプのイヤホンです。外の音をさえぎりやすく、イヤモニには基本的にこの形を使います。

外音・中音(そとおと・なかおと)

外音は客席に出る音、中音はステージの上で鳴っている音です。イヤモニにして中音を下げると、客席の音も整えやすくなります。

会場とのやり取りで出てくる言葉

ライブハウスの音響さんとの打ち合わせや、リハで出てくる言葉です。

PA(ピーエー)

会場の音響のことです。担当のスタッフを「PAさん」と呼びます。

卓(たく)

音響用のミキサーです。マイクや楽器、同期の音を集めて、客席用と返し用のバランスを作ります。

回線図・入力表(インプットリスト)・入出力表・セット図(ステージ図)

本番前に会場へ出す資料です。

資料何を書くか
回線図どの音をどこにつなぐか。クリックとガイドは客席に出さないことも書く
入力表・入出力表卓に入れる音の一覧。同期は何本渡すか、誰に何を返すかも書く
セット図誰がどこに立ち、機材をどこに置くか。同期のパソコンの場所も書く

リハ(リハーサル)

本番前に、会場で音を出して確かめる時間です。同期では、クリックが客席に出ていないかもここで確かめます。

サウンドチェック

リハの中で、楽器やマイクの音が卓まで届いているかを1つずつ確かめる作業です。

回線図や入出力表、オケとクリック・ガイドの用意をまとめて任せることもできます。お持ちの音源からオケを作るのは1曲¥3,000〜、本番の再生やイヤモニの持ち込みも別メニューで相談できます。料金はすべて税込・交通費別です。→ 料金を見る

この仕組み、次のライブから使えます

日程・会場・メンバーの人数を教えてもらえれば、必要なものと費用をお伝えします。機材はこちらで持ち込んで、設営と調整までやります。オケのデータ作りは1曲¥3,000〜、イヤモニは1人¥8,000〜(税込・交通費別)。初回の相談は無料です。

サービスと料金を見る